糖尿病・代謝・内分泌内科
閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)に対するGLP-1関連薬治療について
肥満に伴う閉塞性睡眠時無呼吸症候群(OSAS)を対象に、条件を満たす方へGLP-1関連薬(ゼップバウンド®)による治療を行っています。
治療のポイント
使用可能な薬剤
ゼップバウンド®のみ
2科受診が必要
SAS外来(循環器内科)と糖尿病・代謝・内分泌内科の受診が必要です
2か月に1回以上の栄養指導
継続的な管理栄養士による栄養指導の受講が必要です
治療開始後約6か月で終夜睡眠ポリソグラフ検査(PSG)評価入院
投薬開始後半年でPSGによる評価入院が必要です
最大投薬期間
52週間(最長52週間)
対象となる方
- BMI 27kg/m²以上であること
- AHI 15回/時間以上 または REI 30回/時間以上であること
AHI/REIが不明な場合は、まず睡眠検査を行います。
治療の流れ
1
循環器内科 SAS外来
適応評価・治療方針の決定
SAS外来を受診し、病歴・検査結果をもとにGLP-1関連薬(ゼップバウンド®)の適応を評価し、治療方針を決定します。
2
糖尿病・代謝・内分泌内科
生活習慣改善指導・自己注射導入と継続管理
- OSASでのゼップパウンド治療適応があると判断された場合には、3ヶ月以内に1度、管理栄養士による栄養指導を受講していただいた上で治療を開始します
- 投薬開始後は、薬剤の用量調整のため、月1回の通院が必要になる場合があります
- 投薬開始後も、2ヶ月に1回以上の管理栄養士による栄養指導が必要です
- 治療の安全性確保のため、定期的に血液検査等を行います
3
循環器内科 SAS外来
治療効果判定
投薬開始から約半年後にPSG(終夜睡眠ポリグラフ検査)による評価入院を行い、治療効果を判定します。
4
糖尿病・代謝・内分泌内科
継続治療
治療効果が得られていると評価された場合は、最長52週間まで投薬を継続します。
その間は、糖尿病・代謝・内分泌内科で生活習慣改善指導を行い、2ヶ月に1回以上の管理栄養士による栄養指導を継続します。
※薬剤治療により体重が減少すると、CPAP療法の設定圧の⾒直しや、使⽤の 継続可否に影響する場合があります。
予約当日にお持ちいただくもの(患者さんへ)
- 診療情報提供書(紹介状、検査データや画像データ等)
- お薬手帳(お持ちの方)
- マイナ保険証または資格確認書(公費医療証をお持ちの方は医療証、ただしお取り扱いできない公費もあります)
- 診察券(東京医科大学病院の診察券をお持ちの方)
医療機関の先生方へ(ご紹介・ご予約)
SAS外来(循環器内科)
金曜日午後 第1・3・5土曜日午前
治療をご希望の患者さんの紹介先診療科、必要書類、予約までの流れをご案内します。
関連するご案内
- GLP-1関連薬は美容・痩身目的の治療ではありません
- 最終的な適応判断は各専門外来で行います
