入院時の注意事項
当院は、急性期医療を担っています。そのため、重症あるいは病状が不安定な患者さんを受け入れられるよう常に病床を確保しておく必要があります。
症状が安定した患者さんにはなるべく早期に退院していただき、他の医療機関やご自宅で療養されることをお願いしております。ご理解、ご協力をお願いいたします。
入院について
医師は、外来診察の結果、入院が必要あると診断したときに「入院指示書」を発行いたしますので、1階入院受付で入院または入院予約の手続きをしていただきます。
入院予約の手続き後、患者さんやご家族が安心して入院を迎えられるようにするため、看護師が普段の生活状況(生活習慣・内服薬など)についてお話を伺う「入院前面談」を行っています。状況により、薬剤師や栄養士などが対応する場合もあります。
予約患者さんへの連絡

入院予約をした患者さんへの入院の通知は、入院受付が電話にて連絡いたします。
なお、この連絡は、原則として入院日の前日にいたしますので、指定日に入院できるよう、あらかじめ準備しておいてください。
また、入院決定後、患者さんのご都合でやむを得ず指定日に入院できないときには入院受付、入院の取り消しについては入院科に電話でご連絡をお願いします。
入院中の他医療機関への受診について
入院中(外泊・外出時含む)に医師の許可なく他の医療機関を受診したり、ご家族が代わりに他の医療機関からお薬などを受け取ることは原則認められていません。
やむを得ず他の医療機関を希望する場合は、必ず事前に主治医または看護師へご相談ください。
入院中にお願いすること
マスクのご準備とご着用のお願い
症状の有無に関わらず、院内ではマスクのご着用をお願いいたします。入院される際も、事前にマスク(自作マスク、布マスクも可)をご準備いただきご来院されますようお願いいたします。(配布用マスクはありません)
入院中は、主治医および看護師の指示に従っていただきます。
患者さんを正しく確認し、間違いを防止するために下記の事項に協力ください。
- 患者さんご自身にあらゆる場面でお名前を名乗っていただいています。
- 名前バンドまたは輸血バンドを装着していただきます。
電話について
- 携帯電話(スマートフォン含む)を使用される場合には、マナーモードに設定し、通話はお控えください。なお、メールなどのデータ通信は、ご利用いただけます。
<院内での使用ルール>
○ 外来での使用について
【通話禁止区域】 待合室など、周囲の方の迷惑になる場所
【使用禁止場所】 診察室、検査室、処置室などでは電源をお切りください。
○ 病棟での使用について
【通話禁止区域】 多人数病室など、周囲の方の迷惑になる場所
【使用禁止時間】 消灯時間から午前6時までは電源をお切りください。
○ 使用にあたっての注意
・医療機器から15cm以上離してご使用ください。
・病院職員から使用に関して指示があった場合は、その指示に従ってください。 - 公衆電話は各階に設置されておりますのでご利用ください。
なお、国際電話は1階の公衆電話をご利用ください。 - 外部からの電話の取り次ぎは、原則おこなっておりません。
- 携帯電話(スマートフォン含む)を使用される場合には、マナーモードに設定し、通話はお控えください。なお、メールなどのデータ通信は、ご利用いただけます。
病室の他の方の迷惑にならないよう、テレビ・ラジオは必ずイヤホンをご使用ください。
プライバシー保護のため、院内での写真や動画の撮影、録音はご遠慮ください。
入浴、運動、外出および外泊等は、必ず医師の許可を受けてください。
当院は、館内・敷地内ともに全面禁煙(電子タバコ含む)です。
また、飲酒(ノンアルコール飲料を含む)は原則禁止です。
病院敷地内での喫煙・飲酒があった場合は、診療を中止し、退院をしていただく場合があります。入院中、不必要に他の病室に出入する、患者さん相互の訪問をする、院内を歩き回るなどの行動は他の患者さんへの迷惑や感染上の問題などからご遠慮いただいております。
病衣のまま院外に出ないでください。
消灯時間は各病棟により異なります。
- 一般病棟の消灯時間 22時
- メンタルヘルス病棟の消灯時間 21時30分
- 小児病棟の消灯時間 20時
貴重品・現金の管理について
検査やトイレなどのわずかな時間に盗難が発生することがありますので、病室を留守にする際には、身の回りの大切なものはセーフティボックス(引き出し)(幅398mm × 奥行374mm × 高さ82mm)に収納してください。
- セーフティボックスの鍵は必ず身体につけ管理するようにお願いいたします。検査などで身体から離さなければならない場合には、家族に預けるか看護師にお預けください。
セーフティボックスの鍵は、退院時にお返しください。 - 身体補助器具(眼鏡、義歯、補聴器、人工内耳など)や携帯電話(スマートフォン含む)およびゲーム機等の管理については、やむを得ない場合を除いて患者さん個々に管理していただいております。
紛失や破損などの場合、原因が明らかに当院にある場合を除いて、弁償などの責任は負いかねます。予めご了承ください。
◎盗難が発生した場合、当院では責任は負いかねます。予めご了承ください。
- セーフティボックスの鍵は必ず身体につけ管理するようにお願いいたします。検査などで身体から離さなければならない場合には、家族に預けるか看護師にお預けください。
当院では、職員に対する金品等の心付けは一切お断りしております。
災害が発生した場合は、職員の誘導や指示に従い、落ち着いて行動してください。