東京医科大学病院 TOKYO MEDICAL UNIVERSITY HOSPITAL

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渡航者医療センター

ワクチンQ&A

海外渡航者のための感染症と予防接種Q&A

Q1.海外ではどんな感染症にかかりやすいのですか?

海外渡航中にかかる頻度が高い病気は、飲食物から感染する感染性胃腸炎やA型肝炎です。また、感冒や結核といった患者の咳などから感染する病気もみられます。
さらに発展途上国では、蚊に刺されてかかるマラリアやデング熱、性行為で感染するB型肝炎や梅毒、動物の咬傷による狂犬病などにも、注意しましょう。
表1:海外でかかりやすい感染症をご参照ください。

Q2.海外に渡航するのですが、どのような予防接種を受けたらよいですか?

予防接種は、感染症のリスクとご自分の状態を考慮して選択します。渡航する地域、滞在する期間、現地での行動パターン、これまでに接種した予防接種歴などによって、推奨される予防接種が異なります。たとえば、短期の旅行者よりも長期滞在者の方が、観光旅行者よりも冒険旅行者の方が、感染症にかかるリスクは高くなります。
下記の表2、表3をご参照ください。
表2:渡航者向けの予防接種
表3:地域別に推奨される予防接種

Q3.予防接種は、何回必要ですか?

海外渡航の際に必要な予防接種の多くは3回接種が基本で、接種間隔は当日、1ヵ月後、6?12ヵ月後です。表4:各予防接種の接種回数と有効期間を示します。
複数回の接種が必要な予防接種については、出国までに少なくとも2回目まで終了しておきましょう。このためには、遅くとも出国の1?2ヶ月前には受診することをお勧めします。長期の滞在でしたら、とりあえず2回目まで接種し、3回目は現地あるいは一時帰国の際に受ける、などといった考えがあります。
なお、出発直前の予防接種は、副作用の可能性も考慮し、できるだけ避けましょう。

Q4.同じ日に複数の予防接種(同時接種)を受けても大丈夫ですか?

欧米では、一般渡航者に対しての複数の予防接種は日常的に行われており、この方法による安全性や有効性は単独接種と比べても有意な差はないという報告が数多くみられています。
日本の予防接種ガイドラインでも、複数の予防接種について「あらかじめ混合されていない2種類以上のワクチンについて、医師が必要と認めた場合には同時に接種を行うことができる」と記載されています。
なお、接種日当日に、医師とご相談ください。

Q5.予防接種の副反応について教えてください。

通常の医薬品と同様、予防接種にも副作用はあります。しかし、その頻度は通常数%程度であり、その多くが接種部位の腫れや痛みといった軽い副反応です。
ただし、アレルギー体質の方や、以前に予防接種で副反応をおこした方については、事前にその旨を医師にご相談ください。また、妊娠中は接種できない予防接種がありますのでご注意ください。

Q6.予防接種をした後の注意事項は?

当センターでは、成人では接種後15分、子供では接種後30分程度、健康状態に問題がないのを確認してから帰宅していただきます。通常、重篤な副反応は接種後30分以内に起こりうるといわれているからです。しかし帰宅後も、ご自身で体調の変化がないかどうかを確認してください。
なお、接種日当日の入浴は特に問題ありませんが、スポーツなど激しい運動は避けてください。

Q7.子供も一緒に予防接種を受けられますか?

成人と同様に、子供の予防接種の相談・接種も可能です。希望に応じて、同時接種も行います。なお、受診日には、母子手帳をご持参ください。

Q8.留学にあたり、予防接種証明書の発行を希望する場合には。

留学する際に、今まで接種した予防接種の証明書を要求された場合には、早めにご相談ください。過去の予防接種歴を確認するため、接種日がわかる記録(母子手帳など)が必要です。過去の接種記録がない場合には、期日内に証明書の発行ができない場合もありますので、ご了承ください。
なお、接種回数が足りない場合には、新たに予防接種をしたうえで、証明書の記載が必要になることもあります。

問合せ先

東京医科大学病院 渡航者医療センター
〒160‐0023 東京都新宿区西新宿6-7-1 東京医科大学病院8階
電話 : 03-5339-3726(直通)
E-mail : travel@tokyo-med.ac.jp

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