小児科・思春期科
主な検査・医療設備
神経検査
脳波(原則予約制)
長時間ビデオ脳波(原則予約制)
高密度脳波システム(予約制)
聴性脳幹反応(ABR)検査(予約制)
画像検査-MRI、CT、脳血流シンチ(原則予約制。鎮静を要するお子様は原則入院)
神経伝導速度(予約制)
筋電図(予約制)
発達検査(WISC、新版K式、Vineland-Ⅱなど。予約制)
筋生検(予約制。入院)
一般尿・血液検査、ホルモン・代謝検査
髄液検査(入院)
*脳波や画像検査などは、状況に応じて随時施行いたします。
*小さなお子様は、上記の検査を施行する際、しばらくじっとしなくてはいけない検査は鎮静薬を必要とします。鎮静薬は呼吸が浅くなるなど副作用があり特に小さなお子様は副作用が出やすいため、鎮静薬を要する場合は原則入院の上、精査いたします。
子どもの心とからだ
起立試験
起立負荷に対する血圧・心拍・脳血流の反応を,非観血的連続血圧測定装置(FinometerMIDI),赤外線酸素モニタ装置(NIRO-200)を用いて測定します(入院)。
原則,能動的起立(Active standing)で行いますが,失神歴が明らかな場合などでは,ヘッドアップチルト(HUT)台を用いて行うこともあります。
知能・発達・心理検査(心理士による.予約制)
消化器検査
経皮的針肝生検(要予約)
上部消化管内視鏡検査(要予約)
下部消化管内視鏡検査(要予約)
カプセル内視鏡検査(小腸・大腸)(要予約)
24時間食道pHモニター(要予約)
異所性胃粘膜シンチグラフィー(要予約)
胆汁排泄シンチグラフィー
患児の年齢や特性によって、鎮静下(睡眠薬・鎮痛薬)で施行しております。
脳波ビデオ同時解析検査
- 脳波ビデオ同時解析器(要予約)
- 終夜脳波(要予約)
- 薬剤負荷脳波(要予約)
- SEP
- SEEP
難治性けいれん、癲癇、熱性けいれん複合型、夜驚症など癲癇鑑別疾患を脳波ビデオ同時記録により、正確な診断、適切な薬剤を決定しています。
内分泌・代謝検査
思春期早発症、小人症、糖尿病などを対象に負荷試験を応用し、診断加療を行っています。成長ホルモンの自己注射の指導もしています。
- 成長ホルモン分泌刺激試験
- TRH負荷試験
- LH-RH負荷試験
また、下記負荷検査なども行っております。
CRF負荷試験・ACTH負荷試験・デキサメサゾン負荷試験・メチラポン負荷試験・Ellsworth-Howard試験・プロラクチン分泌機能検査・水制限試験/高張食塩水負荷試験・デスモプレシン負荷試験・重炭酸ナトリウム負荷試験・経口ブドウ糖負荷試験・絶食負荷試験・フェルナンデス負荷試験
アレルギー検査
- 採血検査(血清IgE、ALST、TARC等)
- スキンプリックテスト
- 食物経口負荷試験(基本日帰り入院。一部1泊入院)
- 呼吸機能検査(要予約)
- 呼気NO検査(要予約)
食物アレルギー、アトピー性皮膚炎、気管支喘息、アレルギー性鼻炎を中心にアレルギー疾患全般に対し診断・検査・治療を行っています。
心臓疾患検査
- 超音波検査
- ドップラー検査
- 遺伝子検査
川崎病、先天性心疾患、慢性肺疾患などに各種心臓検査を併用し、迅速に診断を行い、治療方針を決定しています。
各種病理診断
- 筋生検(要予約)
- 腎臓生検(要予約)
- 肝臓生検(要予約)
腎臓疾患、慢性疾患、先天性筋疾患紹介患者に対し各種病理診断を行い、正確な診断のもとに治療が開始されます。
腎疾患検査
- 採尿検査
- 腹部エコー
- 腎シンチ検査(外来で可)
核医学を用いた検査です。左右の腎臓の機能をみたり、尿路感染症のあとの腎瘢痕を確認し、今後の方針を決定するための検査などを含みます。全部で3種類あります。 - 膀胱造影(外来で可)
膀胱尿管逆流現象が疑われる方に施行します。 - 腎生検(入院が必要、要予約)
小児科では安全のために、全身麻酔下で手術室で施行しています。入院期間は約1週間ほどになります。