心臓血管外科
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心臓血管外科からのお知らせ
心臓血管外科の4つの特長
1成人心臓疾患、大動脈疾患、末梢血管疾患
上記疾患に対する手術を予定手術のみではなく、緊急手術も含め24時間365日体制で行っております。東京都CCUネットワーク、急性大動脈スーパーネットワークに加盟しており、急性心筋梗塞や急性心不全、大動脈解離などに対して循環器内科、救命救急センターと協力しながら迅速な治療を行っております。重症下肢虚血の患者さんに対しては再生医療も行っております。
2低侵襲治療
患者さんの状態を十分に検討し、人工心肺装置を使用しない冠動脈バイパス術 (OPCAB、off-pump CABG)や小開胸心臓手術 (MICS, minimally invasive cardiac surgery)、小さな傷でカテーテルを用いて行うカテーテル大動脈弁置換術 (TAVI、TAVR)やステントグラフト内挿術 (EVAR、TEVAR)、カテーテル血管形成術 (PTA、EVT)などの低侵襲治療を行っています。
3段階的治療、組み合わせ治療
近年では心臓血管外科手術が必要な患者さんは高齢化・重症化しており、複数の心臓血管疾患を有する患者さんも多くなっています。このような患者さんに対しては、1回の従来の手術のみですべてを治療するには手術ダメージが大きすぎるため重篤な手術合併症が発生する可能性が高くなります。この問題を解決するために、低侵襲治療を組み合わせた同時治療や治療を何回かに分けて行う段階的治療を実施することにより手術合併症の発生率を最小化する方法を用いています。また手術のみでは根治が難しい疾患に対しては、カテーテル治療や薬物治療を組み合わせた治療を行っています。
4チーム医療
上記治療を安全に行っていくには心臓血管外科チームのみの力では不十分です。そのため、循環器内科とのハートチームや集中治療部、麻酔科、臨床工学部、中央手術部、放射線科とのチームを中心として、外科系、腎臓内科、糖尿病・代謝・内分泌内科、中央検査部など他科・他職種との綿密なネットワークを築き、日々の治療を行っております。
受診案内
初診の方
受診にあたり、前もって電話で連絡をお願いいたします。
心臓疾患や大血管疾患の治療については、金曜日の午後あるいは土曜日の午前中に受診してください。
末梢血管疾患 (腹部大動脈や手足の動脈の疾患)に関しては月曜日の午後、あるいは土曜日の午前中に受診してください。
ただし、上記の日時に都合が合わない場合には、それ以外の曜日でも対応可能です。
再来の方
受診時に次回の受診予約を確認してください。
予約日に来院できない場合には電話にてご連絡ください。
急患の方
心臓血管外科かかりつけの方で手術創部のトラブルや病状の悪化などにより診察を希望される方は電話でご連絡ください。病院休診日や夜間などの時間外の場合には、電話にて当直医あるいはオンコール医にご連絡ください。
電話連絡先
03-3342-6111 に電話をいただけると代表につながります。
次に初診、再来、急患についての相談ですと言っていただき、時間内 (平日、第1・3・5土曜日の8:30~17:00)であれば、外科外来受付につないでくださいと言ってください。
時間外であれば、外科当直医あるいは心臓血管外科オンコール医につないでくださいと言ってください。
基本情報
場所 | 2階案内図 |
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