東京医科大学病院 TOKYO MEDICAL UNIVERSITY HOSPITAL

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メンタルヘルス科

対応疾患

診療対象患者

メンタルヘルス科を受診する患者さんは、近年大きく様変わりしています。一昔前は、精神病の方が受診する科のように受け取られ、そうでない方は受診することすらはばかれる風潮がありました。
しかし、現在では下記の例示のように、ストレスで心身の不調をきたした方や比較的軽度の心理的問題を抱え、その解決を希望して来院する方が急増しています。その理由として、現代の多様な価値観に対し自らの方途を見失い、様々な身体的不定愁訴を繰り出すといった不適応をおこしているケースや、職場などでのストレス過積状況の中で疲労し、不眠、うつ、意欲低下が出現するケースなどが大部分を占めるようになってきたことがあげられます。複雑な社会状況が、身体的あるいは精神的に多様な症状を醸成しやすくなっているともいえるでしょう。また、統合失調症や躁うつ病などもおしなべて軽症化し、顕著な異常性が表面に出てこないことも多くなっています。こうしたことから、一般科でみられる原因不明の身体症状のうち、精神的な原因によると考えられるケースがかなりの率を占めるようになってきています。
このような患者さんがどのような医療機関に受診することが適切かを考えた場合、精神症状の把握や診断治療に豊富な経験を持ち、また十分な身体的検査も可能な総合病院メンタルヘルス科がまずあげられると思われます。以下にどのような症状を持つ患者さんが、現代のメンタルヘルス科の診療対象になるかを例示してみます。

【受診例】
(1)職場や家庭などのストレスによって生じる抑うつ気分や心身の不調
(2)原因不明の身体症状・慢性疼痛・口臭など
(3)拒食症、過食症などの摂食障害
(4)睡眠障害
(5)不登校、出社拒否または怠職、無断欠勤
(6)けいれん、失神など、てんかんや心因反応が疑われるとき
(7)原因不明の食欲不振、気分の落ち込み、意欲低下などのうつ症状
(8)不安発作、原因不明の動悸、閉所恐怖、過換気症候群など
(9)もの忘れなど痴呆症状が疑われるとき
(10)アルコール依存症
(11)検査目的(下記検査参照)
※メンタルヘルス科領域においても早期診断、早期治療がなされた場合の治癒率は高くなってきております。この観点からもご紹介に際して参考にしていただけましたら幸甚です。

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