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歯科口腔外科・矯正歯科

専門外来

顎顔面インプラントセンター

歯を喪失された方に対するデンタルインプラント(人工歯根)は、近年広く普及し、一般的な歯科医療の一つとなりつつあります。当科では、2013年5月より顎顔面インプラントセンターを設立し、これまで以上に充実した診療体制の提供を開始しました。
当センターの特長は、医科大学病院の特性を生かし、複数疾患を持つ患者さんのインプラント治療の対応も可能な点です。全身状態や隣接組織に対し十分に配慮したうえ、最先端の研究成果に基づいた科学的で安全な治療を実施します。

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腫瘍外来

顎・口腔領域には様々な腫瘍の発生により、適切な処置が遅れると重篤な結果を招くことがあります。また、単に褥瘡と考えていたものが、すでに悪性化していることも少なくありません。特に、悪性腫瘍は全身病であり、全身的な立場から治療を行うことが大切です。当科は医科大学の歯科口腔外科という立場を生かして、各科と連携して、最新の再建手術を含めた治療を行っています。各種の腫瘍性病変に限らず、診断に苦慮している症例など、遠慮なく紹介してください。

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粘膜疾患外来

口唇から口峡咽頭部にいたる口腔粘膜に生じた炎症性疾患、扁平苔癬や白板症などの角化性疾患、さらに金属・薬物アレルギー疾患など、すべての口腔粘膜病変を対象としています。
治療は、外科的切除から薬物治療まで、最新の治療を行います。

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血液疾患外来

東京医科大学病院へは多数の血液疾患の患者さんが来院します。そのため、当科へも院内各科から血友病、白血病、再性不良性貧血、ITPなどの多くの患者さんが紹介されます。当科の血液外来は血液疾患患者を専門的に扱い、歯科口腔外科的処置だけでなく、白血病などの顆粒球減少による口内炎や骨髄移植後のGVHD、HIV感染者やAIDS患者の口腔管理に力を入れています。

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顎関節外来

近年、顎運動時に顎関節の異常や、ときに頭・頸・肩部の疼痛、目の疲労などの多様な臨床症状を訴える顎関節疾患が増加し、当科を受診しています。顎関節外来ではこれらの原因を精査し、咬合異常の原因を除去するとともにスプリント療法、関節腔内パンピング・マニピュレーション療法を行っています。顎関節に異常があって難治性の患者さんのご相談を受け付けています。

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顎変形症外来

顎変形症は上下顎骨の相対的あるいは絶対的不調和により、開咬や前突だけでなく、時に顎関節症を併発し顔面の機能的・整容的な障害を引き起こす疾患です。この治療には口腔外科、矯正歯科、補綴歯科などからなる集学的治療が要求され、多くは術前矯正治療後、下顎枝矢状分割術や上下顎骨切離移動術などの顎矯正手術が行われます。骨格性の咬合異常や顔貌の変形に悩む方のご相談に応じています。

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矯正歯科外来

当科では歯列不正に起因する咬合異常や整容面の不調和を訴える患者さんのために、専門医による矯正歯科外来を設けています。また、顎変形症の術前後の歯列矯正も行っています。歯列矯正を希望される方はご相談ください。

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慢性疼痛外来

口腔・顔面は脳神経やその分枝が複雑に入り組み、疼痛の原因が特定できないことが少なくありません。このため、患者さんは長い間疼痛に悩まされ、QOLも大きく障害されることになります。このような症状の診断や治療には器質的・心理的アプローチが必要です。当科では一人の患者さんに複数の担当医が面接し、薬物療法、行動療法、神経ブロック療法、スプリント療法などにより疼痛の緩和やQOLの向上に努めています。原因不明の疼痛など、ご相談ください。

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SAS(睡眠時無呼吸症候群)外来

当科は内科・耳鼻科とともにチーム診療を行っており、マウスピースによる治療と顎を前方に出す手術を担当いたしております。

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ONJ(顎骨壊死)外来

薬剤関連顎骨壊死とは、主に悪性腫瘍や骨粗鬆症に使用する骨吸収抑制薬(ビスホスホネート製剤や抗RANKL抗体)が投与されている患者さんの顎の骨が腐ってしまう病気のことです。治療方法に関して、長期にわたり洗浄や薬物療法などの保存的な治療が主体に行われてきましたが、保存療法の根治率は数%で徐々に病変範囲が拡大していくことが報告されており、近年では積極的な外科治療が根治治療として注目されています。
当院では、原疾患の治療主治医と連携をとりながら、発症初期より清掃性を考慮した壊死病変の切除や抜歯、根治治療としての顎骨切除など体系的な治療を行うことで、生活の質の改善に努めています。個々の患者さんの全身状態や希望に応じた治療を提案します。

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