呼吸器外科・甲状腺外科
主な検査・医療設備
①低侵襲手術(胸腔鏡手術・ロボット支援手術)
当科では、胸腔鏡手術(VATS)やロボット支援手術(RATS)を積極的に導入しています。患者さんの身体への負担が少ない低侵襲手術を基本とし、3D画像解析による精密な術前シミュレーションを行うことで、安全で質の高い手術を提供しています。肺がんをはじめ、縦隔腫瘍、気胸など幅広い呼吸器疾患に対応しています。
②気管支鏡検査
鎮静剤を使用し、できるだけ苦痛を軽減した状態で検査を行っています。病変に応じて、経気管支肺生検(TBLB)、超音波気管支鏡ガイド下生検(EBUS-GS)、超音波気管支鏡下穿刺吸引生検(EBUS-TBNA)、気管支肺胞洗浄(BAL)などを組み合わせ、正確な診断に努めています。
③病理診断・遺伝子検査
病理診断に加え、肺がんでは遺伝子検査やPD-L1検査などを行い、患者さん一人ひとりに適した治療法を選択します。
④薬物療法
手術だけでなく、化学療法(抗がん剤治療)、分子標的薬治療、免疫チェックポイント阻害薬治療など、最新のエビデンスに基づいた薬物療法を行っています。手術前後の周術期治療から進行肺がんまで、患者さん一人ひとりに適した集学的治療を提供しています。
⑤治験・臨床試験
大学病院として、新しい薬剤や治療法の治験・臨床試験に積極的に取り組んでいます。標準治療に加え、新たな治療を受けられる機会を提供できる場合があります。
⑥AI・3D画像解析
CT画像から作成した3D画像を用いて手術を支援するとともに、人工知能(AI)を活用した画像解析の研究・開発を進め、肺結節や肺がんの診断精度向上や安全で精密な手術支援に取り組んでいます。
⑦気管支鏡下レーザー治療
気道狭窄や気道出血に対し、レーザーを用いた内視鏡治療を行っています。
⑧甲状腺外来
甲状腺結節に対するエコーガイド下穿刺吸引細胞診(FNA)や、良性嚢胞性結節・機能性結節に対する経皮的エタノール注入療法(PEIT)など、低侵襲な診断・治療を行っています。
