03-3342-6111(代表)

循環器内科

心筋症外来

毎週水曜日午後に循環器内科外来の中の専門外来として心筋症外来を開設しております。

心筋症とは

心臓の筋肉(心筋)が正常よりも肥厚(厚くなる)や菲薄化(薄くなる)ことで、様々な病状を引き起こす病気です。動悸や息切れの原因に心筋症が関係していることが言われており、放置しておくと不整脈や心不全、場合により心臓性突然死を発症する危険性が高まります。
心筋自体に原因のある特発性心筋症と、心臓以外に原因のある二次性心筋症に分かれます。特発性心筋症のうち多くの肥大型心筋症と一部の拡張型心筋症、不整脈原性右室心筋症は遺伝性の要因があることがわかっています。二次性心筋症のうち、ファブリー病や心アミロイド―シスの一亜型や心サルコイドーシスは専門の薬物治療法があり、早期発見早期治療が大変重要になります。

心筋症
「インフォームドコンセントのための心臓・血管病アトラス 第5版」 (監修 山科 章 東京医科大学病院循環器内科名誉教授, 荻野 均 同心臓血管外科主任教授, 企画 トーアエイヨー株式会社)より

対象

健康診断で心電図の異常を指摘された方、ご家族で心臓突然死や心不全、心筋症の既往の方がおられる方は受診をお勧めいたします。

受診の流れ

受診後の流れ

患者さんへ

健康診断で心電図の異常を指摘された方、ご家族で心臓突然死や心不全、心筋症の既往の方がおられる方は受診をお勧めいたします。ぜひ当外来をご利用ください。

受診方法

  1. 既になんらかのご病気で当院に通院されている患者さん(当院の診察カードをお持ちの方)は現在の担当医に当外来の受診希望の旨をお伝え下さい。
  2. 現在まで当院を受診されたことがない患者さん(当院の診察カードをお持ちでない方)は現在通院中の医療機関(特にない場合はご近隣のクリニックなどでも可)に当外来宛ての情報提供書(紹介状)を作成してもらい、当日ご持参下さい。

※受診方法・時間の詳細は「外来入院案内」のページをご覧下さい。

実地医家の先生方へ

毎週水曜日午後に循環器内科外来の中の専門外来として心筋症外来を開設しております。特発性心筋症や二次性心筋症でお困りの患者さんがいらっしゃればぜひご紹介ください(医療連携担当 03-5339-3808)。専門家として適切かつ丁寧にご対応されていただきます。ご紹介方法の詳細は「医療連携について」のページをご参照下さい。

担当医:武井 康悦(たけい やすよし)

文中の図や写真は「インフォームドコンセントのための心臓・血管病アトラス 第5版」(監修 山科 章 東京医科大学病院循環器内科名誉教授, 荻野 均 同心臓血管外科主任教授, 企画 トーアエイヨー株式会社) から著作権者の許可を得て転載しています。

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