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放射線科

ゼバリン療法

ゼヴァリンによるアイソトープ標識抗体療法

ゼヴァリンとは悪性リンパ腫の治療薬である抗CD20モノクローナル抗体を放射性同位元素イットリウム-90(90Y)で標識したお薬です。
ゼヴァリン(RI抗CD20モノクローナル抗体)は、B細胞性悪性リンパ腫のがん化した細胞に特異的に集まり放射線(β線)でその細胞を破壊し抗腫瘍効果を発揮します。

ゼヴァリン治療の対象者

悪性リンパ腫の中でCD20陽性の低悪性度B細胞性非ホジキンリンパ腫・マントル細胞リンパ腫の患者さんが、化学療法や放射線療法による治療を行なっても腫瘍が縮小・消失しなかったり再発した方が対象となります。

ゼヴァリン治療が可能な方

骨髄機能が低下している場合、血液毒性が強くあらわれるおそれがありますので、状態の比較的良好な患者さんが対象となります。ゼヴァリンによるアイソトープ標識抗体療法は全体で7日~9日かけて実施します。

高額療養費の払い戻しの対象となります

国の高額療養費制度を利用することによって、申請すれば一定の自己負担額の上限を超えた部分の差額の払い戻しを受ける事ができます。

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