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第165回 東京医科大学病院 市民公開講座
『漢方医学のすゝめ2024』の動画を公開しました

2024.02.28

今般の新型コロナウイルス流行状況を鑑み、第165回 東京医科大学病院 市民公開講座講演を動画にて配信いたします。是非ご覧いただきQOL(生活の質:Quality of Life)の向上にお役立てください。

『漢方医学のすゝめ2024』

漢方医学センター センター長 教授 及川 哲郎 医師

漢方医学は中国を源流としつつも、日本独自に進化した本邦の伝統医学です。生薬を用いた治療法や独特の診察診断法を持ち、患者さんの症状軽減や体調などの改善を重視するといった特徴があります。

漢方医学は古臭くてとっつきにくいと思われがちですが、西洋医学だけでは解決しない症状の改善や患者さんの生活の質の向上に役立つため、むしろ西洋医学と補い合う関係にあります。またあまり知られていませんが、海外では現代医学と伝統医学の免許が別建てで一人の医師が両方の医学を実践することは簡単ではありません。医師であれば誰でも伝統医学を実践できる我が国のメリットを生かすことは、21世紀の日本の医療の質を高めることに貢献すると考えています。

本講演では漢方治療の向いている症状などについて、出来るだけわかりやすくご説明いたします。(収録日:2024年2月)

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