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第9回ブルーサークルフェスタ2023を開催しました

2024.01.11

当院で平成27年より行っている、糖尿病に関する知識の普及・啓発を目的としたイベントである『ブルーサークルフェスタ』も今年で第9回を迎えました。これは、WHOが11月14日に設定した『世界糖尿病デー』に合わせて、更に多くの方々に糖尿病を知っていただく機会になってほしいという思いから、当院で同時期に糖尿病啓発活動として毎年開催しているイベントです。

日本糖尿病協会が掲げる2023年のテーマは『アドボカシー ~偏見にNO!~』でした。アドボカシー (権利擁護、代弁) とは、糖尿病領域において、患者の権利を守り、不当な偏見をなくし、社会の理解を得るために行う活動を意味します。また、当院独自のテーマとしては『アフターコロナに向けた生活』を設定し、テーマに沿ったポスター展示を行いました。

大学病院9階の会議室には体験型のブースを設置し、来院された一般の方々や患者さんに対し、血糖測定、体組成(筋肉量や脂肪量など)測定や運動体験、VRを用いた糖尿病性網膜症の疑似体験などを行い、計113名の方にご参加いただきました。昨年までとは違い、血糖測定は当院スタッフではなくご自身で行っていただく形とし、運動体験ブースでは重錘やハンドグリップを用いた運動療法を実践していただいたことで、これまで以上に今後の生活に活かせるような機会になったと感じております。また、今年の新企画として開催した外来糖尿病教室では、糖尿病に関する検査や合併症、治療などについての知識を参加者の方々と共有することが出来ました。

体験ブースの様子

さらに、昨年と同様に9階のナチュラルローソンと共同企画を開催し、病院食の行事食としてミルクチョコゼリーとブルーサークルジュレ添えミルクゼリーの提供を行いました。当院職員を対象として行った職員食堂での食前後の血糖測定や持続血糖測定器(フリースタイルリブレ)の装着体験にも沢山の方に参加いただき、全てのイベントを含めると300名以上の参加者となり、大変大きな反響をいただくことが出来ました。

イベントを進めていく中で見つかった課題を改善し、記念すべき第10回を迎える来年のブルーサークルフェスタはより良いものにしていきたいと思っております。また、こういった活動を通してより多くの患者さんと交流し、糖尿病に関する知識を共有できる機会を増やしていけたら幸いです。

集合写真

糖尿病・代謝・内分泌内科糖尿病療養指導士チーム

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