お知らせ
リプロダクションセンターへ通院中の患者さんへ
2020.04.16
COVID-19の感染拡大に伴い、また、日本生殖医学会からの不妊治療延期の推奨に基づき、4月1日付で妊娠に至るような不妊治療(タイミング法、人工授精法、体外受精法の胚移植など)を控えていただくよう、外来でも説明させていただいておりました。しかし、その後の感染の拡大は厳しさを増しており、当院も重症患者さん・手術の必要な患者さんとともに、コロナ患者さんの対応に追われています。
1日も早い妊娠を、またそれが出来ないのであればせめて卵子・受精卵の凍結保存を、という患者さんのやむにやまれぬご希望があることは重々承知しておりますが、緊急事態宣言も出された今、当科でもリプロダクションセンターの業務を縮小せざるを得ない状況になっております。そこで、リプロダクションセンターではまことに不本意ではありますが、外来診療を当分の間、下記の様に縮小させていただきます。
- 当面の間、すべての新規検査・治療を中止いたします。これには、卵管造影検査・子宮鏡検査・精液検査などを含む不妊・不育検査、排卵誘発や超音波検査、すべての人工授精治療、すべての体外受精治療を含みます。
- 外来は週1回、金曜午前中のみとさせていただきます。
- 受診される方は面会前に体温測定を行うなど、ご自身の体調管理を実施し、マスク着用の上来院していただけるよう、お願いいたします。
一日も早い妊娠を強く願っている患者さんのお気持ちに少しでも添える様、なるべく速やかに正常の状態に復帰したいと努力する所存ですので、ご不便をお掛けしますがご協力のほど、よろしくお願いいたします。なお、上記の決定は今後変更となることもありますので、その都度、連絡させていただきます。
東京医科大学病院 リプロダクションセンター