03-3342-6111(代表)

お知らせ

印刷する

<循環器内科>カテーテルアブレーション全例登録ご協力のお願い

2017.07.03

患者さん・ご家族の方へ

本研究の背景・目的

本邦において、カテーテルアブレーション治療は増加の一途をたどり、全国200を超える施設において、年間5万件以上の治療が実施されています。しかし、治療方法や結果に関する情報は一部の施設からの報告に限られており、日本全体での実施状況は十分把握されていません。
本邦でのカテーテルアブレーションの実施状況(施設数、術者数、疾患分類、合併症割合等)を把握することにより、カテーテルアブレーションの有効性・有益性・安全性および合併症等のリスクを検証することで、不整脈診療の質を向上させることを目的としております。

研究の対象となる患者さん

アブレーション治療を受けられる患者さん全員が対象となります。

期間

研究期間:2017年5月29日~2027年12月31日
公示期間:2017年5月29日~2027年12月31日

研究の内容

この研究は、日常診療で行われるカテーテルアブレーション治療の実態を把握することを目的として行われる観察研究です。本研究のための治療法選択は行われず、治療法は従来通り、患者さんのご病気と希望および主治医との話し合いにより決定されます。本研究では、登録1年後までの経過をみさせていただく予定です。なお、研究への参加に御協力いただける場合、本研究に使用される情報は以下の通りです。

  1. 基本情報:生年月日、性別、身長、体重、手術日、合併症、転帰など
  2. 疾患別情報:診断名、適応、治療内容、合併症、転帰など
  3. アブレーション情報:上記項目に加え併存疾患、重症度、治療歴など
個人情報の取り扱いについて

患者さんの情報は、個人を特定できる情報(例:氏名、IDなど)は本学内で匿名化されます。匿名化された情報は、暗号化通信によるインターネット経由で、国立循環器病研究センター内に設置されたサーバー上に構築されたEDCシステム(RED Cap)に登録されます。匿名化情報と個人情報との対応表は循環器内科学分野医局の鍵付きロッカー内で適切に管理されます。

最後に

本研究への参加は患者さんの自由意思によるものです。本研究への不参加によって、患者さんが不利益を被ることはありません(登録費用などもございません)。参加を希望されない、または取りやめることを希望される場合、外来又は病棟担当医にお申し付けくださいますようお願いいたします。

当院の研究代表者:東京医科大学循環器内科 准教授 里見和浩
当院の窓口:東京医科大学循環器内科 金山純二
電話番号 03-3342-6111 (内線)62074

一覧へ戻る

Page Top