お知らせ
<乳腺科より>体外診断薬「リノアンプBC(サイトケラチン19mRNAキット)」の回収について
2016.03.31
東京医科大学病院
病院長 土田 明彦
3月9日に独立行政法人医薬品医療機器総合機構(PMDA)のホームページに、当院で使用している試薬の回収の概要が掲載されました。
医薬品回収の概要(クラスⅡ)について
http://www.info.pmda.go.jp/rgo/MainServlet?recallno=2-6785
当院の乳腺科でも使用していたことから、該当する患者さんについて調査と確認を行ったところ、下記の状況でありました。
- 2016年2月17日~3月2日の間、当院にて乳がん手術を受け、その際にセンチネルリンパ節生検を実施、該当試薬の使用を確認しており、その結果に従い、腋窩リンパ節郭清を受けた患者さんについては過剰な治療が行われた可能性があります。これに該当する1名の患者さんには当院の主治医から直接ご説明させていただきます。
- 以下の方は、今回の試薬を用いた検査による健康被害は無いと考えられますのでご安心ください。
- 当院で2016年2月16日以前、あるいは3月3日以降に乳がん手術を受けられた患者さん
- 当院で乳がん手術を受け、同時にセンチネルリンパ節生検を行っていない患者さん
- 腋窩リンパ節郭清を行っていない患者さん
【本件に関するお問い合わせ窓口】
東京医科大学病院 乳腺科
担当:海瀬博史
TEL:03-3342-6111(内線:2108)
平日9:00~16:00