お知らせ
【お詫びとご報告】掲載論文のSupporting Information(補足情報)への個人情報掲載について
2026.11.02
東京医科大学病院
病院長代行 阿部信二
平素より当院をご利用いただき、厚く御礼申し上げます。
このたび、当院職員(当時)が執筆し学術誌に掲載した論文において、研究データをまとめたExcelファイル内に患者様の個人情報の一部が含まれていた事案が判明いたしました。
患者様ならびに関係者の皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしましたことを、心より深くお詫び申し上げます。当院といたしましては、本件を厳粛に受け止め、全職員が再発防止に努めるとともに、患者様からの信頼回復に誠心誠意取り組んでまいります。
1.事案の概要
論文掲載日:2023年3月2日
掲載学術誌:PLOS ONE
2026年9月4日、学術誌PLOS ONEの発行元であるPLOSの研究・出版倫理担当部署(PLOS Publication Ethics)から、当該論文のSupporting Information(補足資料)として公開されていたS1 File(補足資料の1番目のファイル)に個人を特定できる情報が含まれている旨の連絡を受け、本事案が判明いたしました。
確認の結果、研究に参画いただいた患者様27名のうち11名について、以下の情報がExcelファイル内の非表示シートに含まれていたことが判明いたしました。
- 患者ID
- 氏名(カタカナ)
- 手術日
- 術前・術後CT画像から得られた下顎骨の形態
- 骨分割の分類
- 下顎管の位置等に関する解析情報の一部
住所、電話番号、マイナンバー、金融機関情報等は含まれていません。
当該非表示シートは、通常どおりファイルを開いただけでは表示されませんが、ファイルをダウンロードしExcelの機能を用いて再表示することで閲覧できる状態となっていました。
なお、当該ファイルは現在、論文公開ページから削除されていることを確認しております。
対象となった患者様には、本件について個別にご連絡のうえ、説明とお詫びを行っております。
現時点において本件に起因すると考えられる個人情報の不正利用やその他の二次被害は確認されておりません。
本件について、10月2日、個人情報保護委員会に報告を行っております。
2.再発防止策
当院では、本件を重く受け止め、以下の再発防止策を講じてまいります。
- 論文のSupporting Information 等として研究データを公開する際には、解析に使用した元データをそのまま公開用ファイルとして使用せず、公開に必要な情報のみを含むファイルを別途作成します。
- Excel 形式での提出が不要な場合には、公開内容を十分に確認した上でPDF 形式に変換して提出します。
- Excel 形式で提出する場合には、非表示シートや非表示の行・列を含め、ファイル全体について個人を特定できる情報が含まれていないことを十分に確認します。
- Supporting Information を提出する前に複数名による確認手順を設け、個人情報の有無について点検を行った上で提出する体制を徹底します。
3.本件に関するお問い合わせ窓口
東京医科大学病院 個人情報管理室
電話番号:03-3342-6111(内線4593)
受付時間:平日午前9時から午後4時まで
