2022年7月30日（土）、3年ぶりに「第19回東京医科大学病院 少年少女医学講座」が開催されました。今回、674名という多くの応募があり、当選の結果、選ばれた小学校4年生～中学3年生とその保護者15組30名が参加しました。

今回は「シミュレーション体験を通して医療の基礎知識を学ぼう」と題し、整形外科、形成外科、感染症科、救命救急センター、シミュレーションセンターの医師・スタッフの協力のもと、以下の3つのプログラムを体験していただきました。

1. 感染症から身を守ろう！ ～手洗い・個人防護具装着体験～
2. 傷口を縫ってみよう！ ～縫合体験～
3. 色々な応急処置をしよう！ ～心肺蘇生体験～

参加者からは、「医師や看護師の指導のもと、実際に指導を受けてできたことや、本物の器具を使えたのでとても勉強になったし、面白かった」「先生方がとても優しく教えてくれたのでうれしかった」「生活に役立つ内容ばかりで、とても身近に感じた」「コロナ禍で開催してくださったことにとても感謝している」など多くの好評の声をいただきました。

医療体験型プログラムは、応募者数の多さからも非常に人気が高いことを改めて感じました。未来の医療の担い手となる子どもたちが、直接、医師や看護師、コメディカルから指導を受けることができ、かつ、本物の医療器具に触れることができる付加価値の高いイベントのため、大学病院の社会貢献の一環として、今後も継続的に実施していければと思います。