このたびオプション検査として血圧脈波検査に続き、動脈硬化に効果的な頸動脈超音波検査を導入いたしました。この検査は動脈硬化を直接見て診断する方法で、負担無く簡単に受けることができます。
突然発症してしまう心血管・脳血管疾患の予防にも大変有益な検査です。血圧脈派検査とともにご検討ください。

検査内容

1. 動脈硬化の有無
   血管壁を観察して、動脈硬化の有無を調べます。血管壁は３層あり、第１層と第２層をIMC（内中膜複合体）と呼び、その厚さIMT（内中膜複合体厚）を測ります。1mmを超えると動脈硬化が疑われます。
2. 血管の詰まり具合の観察
   頸動脈の血管腔を観察します。総頸動脈の血管径は通常5～9mmと言われています。動脈硬化があると血管が詰まり、狭くなってしまいます。
3. プラーク（血管壁内脂肪塊）の観察
   プラークの大きさ、形状、表面、内部の硬さなど観察します。
   プラークは1mmを超えると破裂の可能性があります。

検査要領

毎週水曜・木曜日 13:00～で行います。検査時間は30分ほどです。当日ドック受診の方は午後面談時間後の検査となります（時間指定の検査ですので、当日は時間厳守でお願いします）。
なお、検査に際し、再度検査着に更衣いただきます。

予約方法/お支払い

電話にてご予約を承ります。事前予約となりますので、ドック受診日の７日前までに当センターまでお電話でお申し込みください。定員になり次第締め切りとなりますので、お早めのご予約をお勧めします。なお、人間ドックのオプション検査ですので、頸動脈超音波検査単独でのお申し込みは出来ません（人間ドック受診後、後日検査のお申し込みは可能です）。
お支払いは検査当日、原則自己負担（１０,０００円消費税別）となります。

予約受付/お問い合わせ

東京医科大学病院 健診予防医学センター
TEL　０３－５３２３－０３２０（ダイヤルイン）
月曜～金曜（但し祝祭日・年末年始を除く）　ＡＭ９：００～ＰＭ４：００

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