お知らせ
診療情報が入ったUSBメモリーの紛失について
2014.04.28
平成26年4月18日(金) 13:00頃、学会出張中の当院職員による診療情報が入ったUSBメモリーの紛失事故がありましたのでお知らせいたします。既に所轄警察署に届け出ておりますが、現在までのところUSBメモリーの発見には至っておりません。この度の紛失報告を受け、関東信越厚生局および東京都へ報告をいたしました。現時点で、個人情報が流出したという情報や第三者に不正に使用された事実は確認されておりません。
当院におけるこれまでの調査の結果、紛失したUSBメモリーには下記の情報が含まれていたことが確認されております。
【確認された情報】
対象:当院で行われた脳神経外科手術33例
情報:ID・氏名・性別・手術日・腫瘍の大きさ・検査データ
※ 対象のUSBメモリーには、患者さんの住所・電話番号は登録されておりません。
該当される患者さんには、この度の経緯および対応について説明、ご心配とご迷惑をおかけしたことのお詫びを申し上げました。当院では個人情報の取り扱いについて、「個人情報保護法への対応のためのガイドライン(平成18年4月施行)」を制定、個人情報の暗号化や院外への持ち出し禁止など、セキュリティ確保の指導を行ってまいりました。また、昨年6月には院内組織に「個人情報管理室」を設置、病院として一層の注意喚起をしてまいりましたが、今回、USBメモリーにはパスワードが設定されておらず、暗号化されていない状態で院外に診療情報が持ち出されるという事態が発生しましたことは極めて遺憾です。このような事態を厳粛に受け止め、再発防止策として、各部署でのUSBメモリーの管理に関し、具体策の検討を指示しました。また改めて教職員に対してはガイドライン遵守と個人情報保護の重要性について教育・指導を強化・徹底いたします。
このような事態を招き、皆さまにはご迷惑とご心配をおかけすることになったことを深くお詫び申し上げます。なお、本件に関するお問い合わせは、下記までお願い申し上げます。
【問い合わせ先】
東京医科大学病院 個人情報管理室
電話:03-3342-6111(代) 内線:4166
月~金 : 9時から17時
第1、3、5土曜日 : 9時から12時