平成24年9月15日 午前0時頃、当院の放射線科医師が、帰宅途中に、患者さんの診療情報を含むノートパソコンとフラッシュメモリーが入った鞄を紛失しました。紛失後、直ちに 所轄警察署に届け出ましたが、まだ発見されておりません。関東信越厚生局および東京都へは届け出ております。

　紛失したノートパソコンとフラッシュメモリーには、患者さんの氏名・住所・電話番号の記載はありませんが、当院で行われた放射線検査（CT等）の読影結 果300例が含まれております。内容は、患者IDならびに英語表記された所見、診断名および白血球数などの検査データです。ノートパソコンへのアクセスの ためのパスワードが設定されており、さらに、ノートパソコンおよびフラッシュメモリー内のデータファイルにもアクセスのためのパスワードが設定されていま す。現時点では、個人情報の流出や第三者による不正使用の事実は確認されておりません。

　当院では、個人情報の取り扱いについて、「個人情報保護法への対応のためのガイドライン（平成18年4月施行）」を制定し、個人情報の暗号化、院外への 持ち出し禁止など、セキュリティ確保の指導を行ってきましたが、これらが遵守されず、診療情報が病院外に持ち出されたことは極めて遺憾であります。今回の 事態を厳粛に受け止め、改めて再発防止策について全職員に徹底いたします。
　このような事態を招き、皆さまに多大なご迷惑とご心配をおかけすることになったことを深くお詫び申し上げます。
　なお、本件に関するお問い合わせは、下記までお願いいたします。

【問い合わせ先】
東京医科大学病院 総務課
電話：03-3342-6111　内線：4020
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第1、3、5土曜日 ： 9時から12時