9月13日（水）、東京医科大学病院第2・3会議室において、平成29年度訪問看護師と病院看護師の交流会を開催いたしました。この交流会は、病院看護師と地域の訪問看護師がお互いに連携しやすい関係を築くことを目標に行っています。今回は、新宿区に加えて、中野区、杉並区の訪問看護師にも声かけをし、看護師・MSWをふくめ、93名（院外48名、院内45名）の参加となりました。はじめに、「認知症患者の意思決定支援」のテーマでミニレクチャーを行い、その後12グループにわかれ事例をもとに意見交換を行いました。事例は、高齢者で認知症を背景にしたストマ管理を要する方、また老老介護を要する方をとりあげました。共通の事例を検討することや顔をあわせて話し合うことにより、病院、地域、在宅医療の現状や共有する課題等について理解を深めることができ、大変盛り上がったグループワークとなりました。率直な意見交換を通して、病院と地域の垣根をこえて連携をとることの大切さや多くの新しい"気づき"を得ることができました。今後も、総合相談・支援センターでは、病院と地域の交流会や連携の企画を続けていきますので、興味のある方は是非参加してみませんか。

交流会風景