10月4日（金）、東京医科大学病院臨床講堂において、2024年度第１回訪問看護師・ケアマネジャー交流研修会を開催しました。この交流会は、病院の看護師やＭＳＷ、管理栄養士、リハビリスタッフが地域の訪問看護師・ケアマネジャー、リハビリスタッフ等とお互いに連携しやすい関係づくりをすることを目的に成人領域で年２回、小児領域で年１回開催しています。
　今回は、新宿区、中野区、杉並区、渋谷区の訪問看護師・ケアマネジャー、リハビリスタッフ、区職員等が参加してくださり、院外より78名、院内より40名の計118名の参加がありました。
　はじめの挨拶を入退院支援センター長の糸井隆夫主任教授よりいただきました。今回のテーマは「病院と地域で考えるアドバンス・ケア・プランニング～患者の思いや希望を切れ目なく繋げるために～」としました。緩和ケア医療部の三原由希子看護師長より病院におけるアドバンス・ケア・プランニングの取り組みについて、おうちの診療所中野の石井院長より地域におけるアドバンス・ケア・プランニングについてご講義いただきました。後半は、グループに分かれて事例提供を行い、患者・家族へ前向きに話せるような関りや、地域と病院で情報を共有するために大切なこと等についてディスカッションを行いました。それぞれの立場や経験から様々な意見を話し合うことができ、有意義な時間となりました。
　今後も、病院と地域の交流会を企画していきますので、ぜひご参加ください。

交流研修会の様子

入退院支援センター