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第164回 東京医科大学病院 市民公開講座
『慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)に対するコンビネーション治療』の動画を公開しました

2024.01.23

今般の新型コロナウイルス流行状況を鑑み、第164回 東京医科大学病院 市民公開講座講演を動画にて配信いたします。是非ご覧いただきQOL(生活の質:Quality of Life)の向上にお役立てください。

『慢性血栓塞栓性肺高血圧症(CTEPH)に対するコンビネーション治療』

心臓血管外科 主任教授 島原 佑介 医師

慢性血栓塞栓性肺高血圧症 (Chronic thromboembolic pulmonary hypertension, CTEPH)は器質化した血栓により肺動脈が慢性的な狭窄・閉塞を起こした結果、肺高血圧症から右心不全を来す予後不良な厚生労働省指定難病です。

息切れを主症状とし、以前は肺動脈内膜摘除術(Pulmonary endarterectomy, PEA)が唯一の根治的治療でしたが、近年ではバルーン肺動脈拡張術(Balloon pulmonary angioplasty, BPA)の発展や、内服薬の保険承認により、治療の幅が拡大しています。

現在ではこれらの治療を組み合わせることで、手術を要する重症CTEPH患者さんに対しても、手術を乗りきるだけではなく、手術後の心肺機能の正常化をできる限り目指すことを目標としています。これらの治療の概要と組み合わせ治療の効果について解説します。(収録日:2023年12月)

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