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第163回 東京医科大学病院 市民公開講座『大腸がんに対する低侵襲手術』の動画を公開しました

2023.11.30

今般の新型コロナウイルス流行状況を鑑み、第163回 東京医科大学病院 市民公開講座講演を動画にて配信いたします。是非ご覧いただきQOL(生活の質:Quality of Life)の向上にお役立てください。

大腸がんに対する低侵襲手術

消化器外科・小児外科 准教授 石﨑 哲央 医師

外科の世界において患者さんの体の負担の少ない低侵襲手術が積極的に導入されています。大腸がんの手術は、腹部に大きな切開を加える開腹手術に代わり30年前に導入された腹腔鏡下手術により大きく変化しました。直径10mm程度のポートと言われる細径の手術用の筒からカメラや手術鉗子を腹腔内に挿入して行う腹腔鏡下手術は、痛みが少ない、腸管機能の早期回復、出血が少ないなど患者さんの負担を軽減することに加え、拡大視効果により解剖認識の向上で精緻な手術が可能となるなど患者さんと外科医双方にとって福音をもたらしました。

さらに本邦の中でも早期に当院で導入されたロボット支援手術は、関節機能、モーションスケール、3Dカメラなどにより、さらなる低侵襲手術の進化をもたらしました。今回は最新の低侵襲手術について解説いたします。(収録日:2023年11月)

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