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第159回 東京医科大学病院 市民公開講座
『薬剤関連顎骨壊死~最新の知見と治療について~』の動画を公開しました

2023.06.29

今般の新型コロナウイルス流行状況を鑑み、第159回 東京医科大学病院 市民公開講座講演を動画にて配信いたします。是非ご覧いただきQOL(生活の質:Quality of Life)の向上にお役立てください。

『薬剤関連顎骨壊死』

薬剤関連顎骨壊死とは、主に悪性腫瘍や骨粗鬆症に使用する骨吸収抑制薬を使用している患者さんの顎の骨が腐ってしまう病気(顎骨壊死)です。2003年に、代表薬であるビスホスホネート製剤に関連した顎骨壊死が報告されて以来、約20年が経過しました。治療方法に関して、長期にわたり洗浄や薬物療法などの保存的な治療が主体に行われてきましたが、保存療法の根治率は数%で徐々に病変範囲が拡大していくことから、近年では積極的な外科治療が根治治療として注目されています。

当院では、2020年より専門外来を立ち上げ、積極的な外科治療を主体に根治的治療に尽力しています。

本講座では、2022年にアップデートされたアメリカ口腔顎顔面外科学会 薬剤関連顎骨壊死ポジションペーパー(公式見解)の内容を主体に、現在わかっていることを整理し、当院で行っているコンピューターシュミレーションを基にした最新の外科治療について解説します。

今回の講座では、歯科口腔外科・矯正歯科 河野 通秀 講師が解説いたします。
(収録日:2023年6月)

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