手術支援ロボット「ダヴィンチ」徹底解剖

「ダヴィンチ」の機能

高画像度ビジョンシステムを搭載した画像処理装置を収納

ビジョンカート

カメラからの情報の収集とコントロールで
鮮明な3D画像を術者に送る

ビジョンカート

タッチスクリーンモニタ

タッチスクリーンモニタに指で線などを描き、コンソールの術者に視野の指示なども可能

ビジョンカートには術中に画質を最適にするための処理装置として、カメラコントロールユニット(CCU)、フォーカスコントローラ、イルミネータが収納されています。カメラヘッドから送られる画像の収集や処理を行い、サージョンコンソールに送る働きをするのがCCU。術者の視野には、左右2つのCCUから生成された3D画像が表示されます。内視鏡レンズの焦点を調整し、手術画像をシャープにする装置がフォーカスコントローラ。イルミネータは、本体から光ファイバーのケーブルを通して内視鏡に術野を照らす光源を送る装置です。またビジョンカートの上部にはタッチスクリーンモニタが標準装備され、サージョンコンソールで操作をしている術者と同じ映像を、2Dモニタで見られます。これによって術者以外の医師・看護師も術中の様子をリアルタイムで把握できます。またタッチスクリーン上に指で線などを描いて、術者に視覚的な情報を伝えることもできます。モニタの上部にはマイクがあり、サージョンコンソールにいる術者と音声コミュニケーションを容易に取ることができます。

タッチスクリーンモニタタッチスクリーンモニタ

カメラコントロールカメラコントロール
ユニット(CCU)左

カメラコントロールカメラコントロール
ユニット(CCU)右

イルミネータイルミネータ

フォーカスコントローラーフォーカスコントローラ

タッチスクリーンモニタ
動画:タッチスクリーンモニタ

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