狭い空間での作業や、血管の縫合や切除などの細かい作業を強いられるとき、効果を発揮するのがモーションスケールです。動かした手の幅を縮小して伝えるもので、対比は2対1、3対1、5対1の3種類から選べます。たとえば3:1に設定すると、手を3cm動かすと、鉗子は1cm動く仕組みです。術者が自分で作業しやすいように術前に設定することができます。また、術中でも5:1にして鉗子の動きを小さくしたり、2:1にしてもう少し大きく動かすなど、状況に合わせて自由に設定を変えることも可能です。
- 動画:モーションスケール
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