3D内視鏡が映し出す立体画像モニタ
ステレオビューワ
3D画像で映し出される術野
鮮明で手に取るような臨場感
ステレオビューワの接眼部
サージョンコンソールの中央にある双眼鏡のような接眼部(ビューポート)を覗くとモニタがあり、内視鏡カメラが捉えた術野を3D画像で立体的に見ることができます。3D画像は実際の術野を見ているのに近い感覚で遠近感なども捉えやすくなるので、血管の縫合など細かい作業が鏡視下手術と比較して格段にやりやすくなります。またモニタには3つの画像を同画面で確認したり、アイコンやテキストメッセージを画像に重ねて表示することも可能です。ステレオビューワの下にはマイクが、ヘッドレストには2つのスピーカーがあり、患者さんから離れて操作している術者が、手術室内の他の医師やスタッフと音声コミュニケーションを容易に図ることができます。またビューポート両側に左右一対の赤外線ヘッドセンサが備わっており、術者の頭がこの位置にあるとき(ヘッドインの状態)のみ操作ができる仕組みで、勝手に鉗子などが動き出さないよう安全装置の役割を果たしています。