手術支援ロボット「ダヴィンチ」徹底解剖

泌尿器科

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「ダヴィンチ」手術を希望される皆さまへ

泌尿器科 「ダヴィンチ」手術は前立腺がんの標準的な治療になりました。当院泌尿器科では日本でいち早く「ダヴィンチ」手術を取り入れ、2012年4月の保険適用後も日本のリーダーとして多くの患者さんに貢献しています。また、膀胱がんに対する膀胱全摘や腎臓がんに対する腎部分切除術のロボット手術にも積極的に取り組んでいます。 大堀 理 教授

前立腺全摘除術で国内トップの症例数

当院の泌尿器科では2006年に国内で初めて前立腺がんの「ダヴィンチ」手術を導入し、現在に至まで国内トップの手術実績(1400件以上)をおさめています。当院の実績が原動力となり、現在では200施設以上が「ダヴィンチ」手術を導入し日本においても前立腺がん手術の標準治療になりつつあります。

前立腺全摘除術に占める「ダヴィンチ」手術実施件数の推移

 

ダヴィンチ手術は患者さんの負担を減らし機能を温存できる

「ダヴィンチ」による前立腺手術は特殊な鉗子をお腹に入れ、視野を10倍以上に拡大し、3D立体画像で見ながら、遠隔操作で手術をします。鉗子は術者の手が入ったかのように自由自在に動き、震えのない細かい操作を可能にします。これらのことから以下の様な利点があります。

  1. 腹部の傷が小さく痛みも少ない(社会復帰が早い)
  2. 出血が極めて少ない(輸血の可能性はゼロに近い)
  3. 手術後の尿失禁の回復が早い
  4. 手術後の性機能障害の回復が早い
  5. "がん"の治療成績も開腹手術を上回る(当院の結果)

 

ダヴィンチ手術の概要

入院期間: 約2週間
麻酔方法: 全身麻酔
手術時間: 2−4時間
手術創: お臍の上にカメラを入れるための穴(約3cm)を開けます。その他に計5カ所の小さい(5−10mm)の穴を開けます。手術の最後にお臍の上の穴から前立腺を取り出します。
術者が特殊な鉗子3本、助手が1本を使用します。

手術の流れ

前立腺全摘除術の場合

全身麻酔で行います。腹部(おへそ)のあたりから鉗子類を6カ所の穴から挿入して恥骨の裏側から前立腺をすべて摘出して、穴を縫合します。

手術時間は2時間から2時間半程度

腹部に鉗子類を挿入する箇所

腹部
フロー

 

 

手術後の状態

  • 尿道に管が入りますが手術後7日目に管を抜き,排尿状態を確認します。
  • 手術翌日から歩行します。
  • 手術後、3−4日はベッドから起き上がるときに軽度の痛みがあります。適宜、鎮痛剤を使用します。
  • 尿道の管を抜いて3−4日後に退院となり、2、3週間後に外来で病理結果を説明します。その後は数ヶ月ごとに血液のPSAなどで経過をみます。



■ 泌尿器科のダヴィンチ手術に関するお問い合わせは大堀までお願いいたします。
■ 大堀のホームページ(www.robot-center.tokyo)もご覧ください。


(2015年1月更新)

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