東京医科大学病院 TOKYO MEDICAL UNIVERSITY HOSPITAL 卒後臨床研修センター

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初期臨床研修

特長

大学病院は専門性が高く、プライマリ・ケアの修得が難しいと言われています。
しかし当院は、昔から”地域のかかりつけ病院”として存在し、プライマリ・ケアが必要な患者が多く、特に近年は総合診療科の新設により、たくさんの方々が受診をされている状況があります。
特長のひとつである総合診療科において、研修医には1カ月研修が義務づけられており、ここで数多くの症例を経験することで、初期研修に必要な到達目標の達成がめざせます。

1.自由度の高い研修ローテーション

あえて内科系コース、外科系コースなどに分けた研修プログラムは設けていません。それは、2年間で選択できる研修枠が12カ月間あるため、皆さんの思いどおりの研修ができるからです。

2.外来研修の充実

当院では総合診療科を必修科目として外来研修を実施し、ウォークインの患者に対する初期診療能力向上のための研修をしており、コモンディジーズの患者に対する面接技法や身体診察の修得に力を入れております。

3.PG-EPOC(オンライン臨床研修システム)による研修評価

インターネットを介し、自己評価、指導医評価、研修体制評価、研修環境評価を行います。

4.目標意識を持って研修が行えるよう各種レポートを整備

研修開始前に研修目標設定を行い、前もって研修事前レポートを提出することで、研修先が受入準備を行うことができます。そのため、お互いの共通認識で目標を意識しながら研修が実施できます。また、研修が終了する前に研修目標を達成できたかどうか、研修事後レポートで振り返ることができ、指導医にフィードバックをしてもらえます。

5.救命処置講習が必須

CPR+AEDコースの受講や日本救急医学会認定のICLSコースを受講できます。

6.CVラインプログラム

中心静脈ラインカテーテル挿入に関する学習を行います。安全に挿入が行えるよう、必要な知識・技能が身につけられます。