コロナ禍が長引き、働き方が大きく変わりつつある現在、ふだんからの健康管理の重要性はますます高まっています。信頼性と利便性を両立した、認定優良総合健診施設である当センターのご紹介をもって、ご挨拶とさせていただきます。
当センターは1986年に設立され、健診施設として35年以上の長い歴史を有します。その「信頼性」と「利便性」は、2つの特性に支えられています。第一に高度な医療を提供する特定機能病院の附属施設として質の高い健康診査を提供していること、第二に東京メトロ丸ノ内線「西新宿」駅に直結、徒歩2分の新宿アイランドタワー7階という交通アクセスの極めて良好な立地にあることです。隣接する東京医科大学病院で豊富な経験を積んだ医師と医療スタッフたちが、通常の健康診査に加えて、オプション検査として各種腫瘍マーカー、脳ドック、胸部CT検査、マンモグラフィ、乳腺超音波検査、骨密度検査、頸動脈超音波検査、血圧脈派検査などを実施しています。新規オプション項目の拡充も予定しています。
受診された当日のうちに医師による健診結果（一部を除く）概要の報告と説明を行い、必要に応じて保健師による生活指導を行っています。全項目の健診結果報告書は、東京医科大学病院の各診療科の専門医によるダブルチェックを行ったのち約3週間後に郵送となりますが、緊急を要する所見があった場合は迅速に対応いたします。専門医受診が必要な場合は、東京医科大学病院の専門外来を受診していただくことが可能です。
当センターは日本総合健診医学会の定期的な外部評価により優良総合健診施設として認定され、多くの方に継続して受診していただいています。感染対策には細心の注意を払い、受診される皆様が安全かつ快適に検査を終え健康を維持できるように、職員一同心を尽くして努力して参ります。どうぞよろしくお願いいたします。

2022年4月
東京医科大学病院 健診予防医学センター長
鈴木　亮