03-3342-6111(代表)

救命救急センター

救命救急センターの2つの特長

1種々の重症救急疾患に対して素早く的確に対応

東京消防庁とホットラインで結ばれており、救急現場で救急隊が重症と判断したものについて24時間365日体制で受け入れています。全国302、都内28ヵ所の救命救急センターの中でも搬送件数の多い都市型救命救急センターです。全国約146ヵ所の日本救急医学会指導医指定施設のひとつで、迅速かつ精度の高い重症救急医療を目指しています。(施設数は2023年時点)

2救急初期診療から集中治療まで対応

生命が危機にさらされている重症患者さんにはまず的確な初期診療が重要です。初期診療を行う「初療室」は同時平行で受け入れが可能な体制を取っており、ここで緊急手術や血管造影検査、内視鏡検査を行うことできます。また初期診療だけでなく、その後の専門治療や集中治療を関連各科と連携を取りながら進めています。集中治療後は、地域の医療機関と連携を取りながらフォローアップしています。

主な診療内容について

ショックショックには出血によるもの、心臓の機能低下によるもの、感染によるもの、アレルギーによるものなど多くの原因があります。これらに対して迅速に対応しています。特に出血によるショックに対しては一刻も早く止血が必要です。止血には緊急手術はもとより、放射線診断の技術を用いた止血法や内視鏡を用いた止血法など、患者さんに影響が少ない方法で対応しています。
多発外傷身体のいくつかの部位に外傷を受けた場合、全身を多角的に診て治療を進めていくことが必要です。特にショックを伴う胸腹部骨盤外傷の救命には迅速さ、正確さが要求されます。種々の専門医と連携を取りながら総合的に治療を進めます。
多臓器不全身体のいくつかの臓器の機能が障害された状態です。これも全身を多角的に診て治療を進めていくことが必要になります。血液透析を持続して行うなどの綿密な重症集中治療を行います。

受診案内

初めての方

救命救急センターの性質上、原則として東京消防庁からの要請による重症患者さんの受け入れに限らせていただいております。

再来の方

原則として当センターでは再来を受け入れておりません。
当センターでの治療後は、継続した治療・療養・リハビリテーションを目的に転院していただく場合と、ご自宅への退院が可能な患者さんは、かかりつけ医の先生へ逆紹介させていただく場合があります。かかりつけ医の先生がいない場合は治療継続が可能な医療機関をご紹介いたします。

お願い

当センターで受け入れ後、病状により他の医療機関での治療継続が適切だと判断した場合は当センターから他の医療機関へご紹介のうえ受診していただくことになります。
当センターへのご入院は必要な救命救急処置の終了時までとさせていただき、以後は原則としてかかりつけ医の先生や他の医療機関で治療を続けていただきます。
患者さんやご家族のご希望に添いかねる場合もございますが、ご理解とご協力のほどをよろしくお願いいたします。

基本情報

場所

1階案内図

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