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感染制御部

感染制御部勉強会

感染制御部では定期的に院内勉強会を開催しています。主に感染制御部の業務に直接関わるテーマを中心にして臨床現場で必要とされる様々な知識、技術の向上を目的としています。その内容を簡単に紹介いたします。
<現在は行っておりません。>

第12回 感染制御部勉強会(2012/1/25) テーマ「症例から学ぶ、結核診療の基礎」

結核は過去の病気ではありません。新規発症患者は年々増加しています。どの医療機関でも、どの診療科でも結核に遭遇する可能性はありますので、基本的な知識と初期対応は全ての医療従事者が理解しておく必要があります。今回はまず当院の結核の現状を知り、そして結核を疑うべきシチュエーション、行うべき検査(抗酸菌培養とPCR)を勉強します。

症例から学ぶ、結核診療の基礎(1.2MB)

第11回 感染制御部勉強会(2011/10/17) テーマ「症例から考える抗MRSA薬の使い方」

今回のテーマは抗MRSA薬の使い方です。実際の症例を通して、MRSAに対するマネージメントの仕方を考えます。
まずMRSAが検出されたら、それが保菌なのか感染症を発症しているのかを判断する必要があります。
保菌であれば感染対策だけを行い、感染症であれば感染対策を行いつつ治療をします。MRSAの治療薬はいくつかありますが、それぞれ特徴があるため、正しい知識を習得して適切に選択ができるようにしましょう。

症例から考える抗MRSA薬の使い方(763KB)

第10回 感染制御部勉強会(2011/7/29)

テーマ「症例から考える感染症診療‐尿路カテーテル留置中、中心静脈カテーテル留置中の発熱‐」

今回は実際の症例を通して、感染症診療の進め方を考えます。入院中の発熱の中でも頻度の高い、カテーテル関連尿路感染症(CA-UTI)と中心静脈カテーテル感染(CR-BSI)の症例です。入院中の発熱患者で特にチェックするべきポイント、CA-UTIの臨床的特徴や細菌学的特徴、CVカテーテル感染のマネージメント、それから初期治療(Empiric Therapy)の抗菌薬選択の考え方について勉強しました。

症例から考える感染症診療(630KB)

第9回 感染制御部勉強会(2011/5/13) テーマ「抗菌薬の基本的な考え方」

感染症を上手に診療するためには感染部位と微生物と抗菌薬の3つの要素が重要です。感染部位の特定のために病歴、身体所見、検査所見を組み合わせて判断します。微生物の特定のためには抗菌薬を開始する前に培養を採取しなければいけません。そして抗菌薬を使用する場合は十分な量と回数が必要です。今回は一般的な感染症診療のマネージメント方法に加えて、特にエンピリックセラピーにおいて抗菌薬を選択する判断材料について勉強しました。

抗菌薬の基本的な考え方(821KB)

第8回 感染制御部勉強会 (2011/2/4) テーマ「アウトブレイクしやすい感染症」

病院内では免疫低下患者が多く、様々な病原体が伝播しやすい環境にあります。同時に患者が多発した場合にアウトブレイクと判断します。今回は院内でアウトブレイクしやすい感染症であるインフルエンザウイルス、ノロウイルス、流行性角結膜炎(アデノウイルス)について勉強しました。また、院内伝播を防ぐ最もキーポイントとなる感染対策(標準予防策+接触感染予防策)について再確認しました。

アウトブレイクしやすい感染症(598KB)

第7回 感染制御部勉強会 (2010/12/22) テーマ「微生物検査の流れ」

普段何気なく提出している培養検査が、どのような流れで菌種名、薬剤感受性まで判明しているのか。実は最終結果が画面で見れるまでに、検査室では様々な微生物情報が得られていることが多いのです。今回は微生物室での検査の工程について勉強しました。

微生物検査の流れ(2.88MB PDFファイル)

第6回 感染制御部勉強会 (2010/10/18) テーマ「TDM(Therapeutic Drug Monitoring)」

日常臨床で抗菌薬を投与する際、バンコマイシン,タゴシッド,アミカシン等はその適正使用のために血中薬物濃度を測定,解析し、用法容量を適宜調整することが非常に重要になります。今回はこのTDMについてその理論、方法などを具体的に勉強しました。

TDMを活用した抗菌薬療法(2.60MB PDFファイル)

第5回 感染制御部勉強会 (2010/7/16) テーマ「血液培養」

感染症診療を適正に行うために血液培養は特に重要なツールとなります。
血液培養の意義は十分理解していても、実際に現場では様々な疑問に遭遇します。今回はこのような疑問点に焦点を当ててevidenceに基づき、血液培養概論を解説しました。
適切なタイミング、採血部位、手技、採血量をよく理解して実践することが大切です。

血液培養の採取方法と疑問点(3.82MB PDFファイル)

第4回 感染制御部勉強会 (2010/5/20) テーマ「CD腸炎」

抗菌薬に関連する有害事象のなかでも、特にCD腸炎は患者のQOLの低下、入院期間の延長、院内伝播の可能性など多くの問題を引き起こします。
早期発見に努めて適切な治療を行い、迅速に適切な感染対策を施すことが大切です。  

クロストリジウム腸炎の診断と治療(871KB PDFファイル)

第3回 感染制御部勉強会 (2010/3/3) テーマ「耐性菌」

抗菌薬に対抗するため、細菌は様々な機序により耐性を獲得してきました。入院患者における耐性菌による感染症は脅威であり、医療者は耐性菌を増加させない努力が必要です。そのためには耐性化を防ぐための抗菌薬の適正使用と、耐性菌を拡大させないための感染予防策の2つが大事な要素となります。
今回は代表的な耐性菌と耐性機序、治療薬について解説しました。

多剤耐性菌の耐性機序と治療薬(651KB PDFファイル)

第2回 感染制御部勉強会 (2009/12/2) テーマ「ノロウイルス」

第1回 感染制御部勉強会 (2009/9/4) テーマ「抗菌薬適正使用」 「新型インフルエンザへの対応」

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