明るい挨拶が「心のこもった看護」の第一歩
看護師の母が、祖母の看護をする姿に惹かれて同じ道へ。当院で実習を受けた時に、多様な新人研修があること、新人へのフォローが手厚いこと、そして「温かな心のこもった看護」を実践していることを、自分の肌で感じて入職を決めました。心がけているのは、明るい挨拶と素直な姿勢。そのためには、心も身体も元気でいることが大切です。
看護師としての自覚が芽生えるストラップ
入職式で新人看護師の印である“黄色いネームストラップ”をつけた時は「看護師になったんだ!」と気合が入りました。ストラップを見て患者さんが「先輩たちを目指してがんばって。応援してるから」と声をかけてくださったことが、とてもうれしかったです。また、他病棟の先輩や他職種の方も一目で新人だとわかるので、分かりやすく具体的な指示をしてくださいます。
認めてもらえることが前に進む力に
いちばん勉強になるのは、先輩の看護を見ることです。技術だけでなく患者さんとの接し方など、学ぶべきことがたくさんあります。もちろん、いきなり上手くはいきません。そんな時、「課題をもって取り組めたことはよかったよ」と振り返りで小さなことも評価してくださったことはがんばる気持ちにつながりました。そして新人の私もチームの一員として接していただいていることが、とてもうれしいです。
失敗を成長のチャンスに
スケジュール通りに進まないことも多く、業務にもれが生じてしまうこともあります。そんな時、フォローの先輩が「自分でできることとできないことを明確にして、分からないことがあれば遠慮せずに声をかけて」と指導してくださり、今は優先順位を考え、気持ちを落ち着かせてから患者さんに接することを意識できるようになりました。こうした経験の積み重ねを成長につなげていきたいです。
患者さんと関わることがいちばんの喜び
患者さんに「ケアが丁寧だね」「いつも笑顔だね」と、声をかけていただいた時に看護のやりがいを感じます。自分が大切にしていることが患者さんに伝わり、だんだん自信が持てるようになってきました。ナースコールが鳴った時だけでなく、常にコミュニケーションをとりながら患者さんの想いを汲み取りたいと思っています。
考え方が違うからこそ刺激になる仲間
同期とは、4月に同じスタートラインに立ったからこそ話せる日々の業務の小さな悩みや、不安を共有することができます。休憩中に皆と話すことはちょっとした息抜きになり、勤務日が一緒になるとうれしく感じます。私にとって同期はかけがえのない存在です。