肺がんの治療を決める因子

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肺がんの治療を決めるにあたり、一番重要なことは「その治療が個々の患者さんの利益になるかどうか」を評価することです。ここでいう「利益」とは、予後(生存期間)の改善であり、生活の質の維持改善です。
その評価の基準となるのが、がんの種類、がんの進行度(病期、ステージ)、体の状態の診断です。そしてその評価に基づいて利益になる治療の方向性を示しているのが「肺癌診療ガイドライン」で、ガイドラインは多くの研究、解析結果に基づいて統計学的に利益になる可能性の高い方法を段階に分けて示しています。
肺癌の治療には有益であるが負担の多いもの、リスクの高いものも多く、実際の診療においては、上記の評価、指針に基づき、個々の患者さんの身体的・精神的背景や生活の背景、そして思いなどを考慮したうえでの「利益」を評価する必要があります。

最終更新日:2018年11月19日