

当病棟ではスタッフ全員が新人看護師をサポートしています。指導体制はプリセプターシップが基本ですが、入職当初はシャドウの時期を設けあらゆるスタッフと関わります。また、今年度から各新人の実践能力に合った指導ができるようにクリニカルラダーを取り入れました。風通しの良い元気な病棟であるためにもスタッフ同士声を掛け合い、その中で新人が安心して学び、自立できるよう育てています。

私たちの病棟では、新人看護師の不安や疑問を共有し、呼吸器・甲状腺外科の専門職業人として看護実践に必要な技能を習得・実践できるように、指導係やプリセプターを中心にスタッフ全員で新人の自律を支援しています。新人の教育体制は、院内の教育システムを基本に、シャドウ→ミット→フォローと段階的な指導をとっています。そして、みんながお互いを尊重し、自分らしくいきいきと働いています。

私たちは、新人看護師にやりがいの実感と知識の習得、そして多くの経験を積んでもらうことを目指します。そのためシャドウ研修に時間をかけ、プリセプターシップを軸に個々のペースに合わせたスキルアッププログラムを準備し、実践につながる看護の体得を支援しています。スタッフ全員で心臓・血管外科看護のエキスパートを目指して努力している当病棟では、そのチームワークが新人の最も大切な教科書です。

低体重児やハイリスク疾患をもつ新生児の医療を行うNICU*1/GCU*2での看護は、看護学生時代に学ぶ機会が少なく、不安が大きいと思います。そのためきめ細やかな教育プログラムを準備し、2年間で一人立ちできるよう全スタッフが協力しフォローします。また、既婚者やママさん看護師が多い温かく落ち着いた雰囲気のなか、ライフサイクルに合わせた働き続けられる環境づくりとキャリアアップを支援しています。
*1. NICU(Neonatal Intensive Care Unit):新生児集中治療管理室 *2. GCU(Growing Care Unit):新生児治療回復室

当病棟ではさまざまな疾患を抱えた患児を対象に、医師・看護師のほか薬剤師や保育士などがケアに参加しています。毎週行うカンファレンスでは、皆がチーム医療に必要な治療やケアなどの情報を自由に発言し共有します。特に成長発達や家族への援助では保育士の意見も参考に、質の高いケアを実践しています。こうした環境を基盤に、新人看護師の小児看護の習得・実践をサポートしています。

新人助産師がお母さんと赤ちゃんの二つの命を預かる専門職業人として成長できるよう、指導係を中心にプリセプターやスタッフ全員でフォローしています。また、妊産婦が安心してお産に臨めるよう健診や保健指導を行う助産外来でキャリアを磨き、自律した助産師を育てています。さらに本人の意欲を大切に、積極的に院内外の研修を勧めています。助産師のキャリアアップの道をともに歩みましょう。

ロボット(ダヴィンチ)手術や大血管のステント挿入術など年間約9,300件の手術を行っている手術部は活気に溢れています。そのような職場で看護師長として、看護師の健康面を重視した勤務作成と明るい職場作りを心がけています。手術中、全身麻酔下で訴えることができない患者さんの立場になって考え、行動できる看護師に成長してほしいと願い、時にきびしく、時にやさしく接しています。

当院の集中治療部はICUとCCUからなり、ICUでは大きな侵襲を受けた手術直後の患者さんを、CCUでは重症急性循環不全の患者さんを対象に看護しています。新人教育では集中ケア看護が新人看護師にわかりやすいように見学から始め、学習会・デモンストレーション・ベットサイドでの実践を通し、時間をかけて指導しています。また、言葉がけを多くし、話を聴き、スタッフ自身の体験からアドバイスすることを心がけています。


